ワーキングホリデーに行く際、最も重要な準備のひとつが「海外保険」です。私はオーストラリアのワーホリに行った際、1年目は「ケアコンセプト (Care Concept)」、2年目は「bupa」を利用しました。それぞれの保険にはメリット・デメリットがあり、実際に経験したことを元に詳しく解説していきます。
1年目に利用した「ケアコンセプト」の特徴
ケアコンセプト (Care Concept) は、比較的安価な海外保険を提供している会社です。1年目のオーストラリアワーホリでは、コストパフォーマンスを重視してケアコンセプトを選びました。
メリット
- 料金が安い:ケアコンセプトは、他の海外保険と比較しても非常にリーズナブルな料金設定です。ワーホリの初期費用がかさむ中で、少しでもコストを抑えたい人には魅力的な選択肢です。
- オンラインで簡単に加入できる:全ての手続きがオンラインで完結できるため、時間をかけずに申し込みが可能でした。
デメリット
- 英語での対応のみ:ケアコンセプトの最大のデメリットは、英語での対応しかない点です。契約時から保険の利用時まで、全て英語で行う必要があるため、英語力に自信がない場合はストレスになるかもしれません。
私の場合、幸いなことに大きな怪我や病気はなく、保険を使う機会はほとんどありませんでしたが、英語が苦手な方には、万が一の時には「英語で保険手続きができるか」という不安があるかもしれません。
2年目に利用した「bupa」の特徴
2年目には、オーストラリア現地の保険会社である「bupa」を利用しました。オーストラリアワーホリでは、結構こちらの保険を使っている人が多かったです。
メリット
- 料金が安い:bupaもケアコンセプト同様、比較的リーズナブルな料金設定です。現地保険会社であるため、現地の医療機関と連携しており、スムーズに利用できるという利点もあります。
デメリット
- 英語対応のみ:bupaも基本的に英語での対応となるため、英語が苦手な場合はサポートを受ける際に不安を感じるかもしれません。
実際にbupaを利用した体験
2年目のワーホリ中、私は2回ほどクリニックに行く必要がありました。bupaでは、現地のクリニックで治療を受ける際、一度全額を自分で支払う必要がありました。これは、治療費を立て替えて支払い、後から保険会社に請求するというシステムです。
最初は、「全額支払うのは少し不安だな」と思いましたが、保険の契約内容を再度確認して、請求が行えるような治療だったので、保険会社に請求を行うと、しっかりと半額が返金されました。最終的に、支払った額が大幅に軽減され、bupaに加入していて本当に良かったと感じました。
この経験からも、海外保険は万が一の時に備えて必須だと再確認しました。特に、オーストラリアの医療費は高額になる場合が多いため、保険に加入しておくことで経済的な負担を大きく軽減できます。
オーストラリアワーホリで海外保険を選ぶ際のポイント
オーストラリアでワーホリをする際に海外保険を選ぶポイントは、次の通りです。
- 料金と補償内容を比較:保険会社によって料金は大きく異なりますが、補償内容もしっかり確認しましょう。特に、医療費の補償額や緊急時の対応がしっかりしているかどうかが重要です。
- 英語力に応じたサポートを確認:英語での対応に不安がある場合は、日本語サポートがある保険を選ぶのも一つの方法です。
- 現地での利便性を考慮:現地でスムーズに医療機関を利用できるか、また保険金の請求が簡単にできるかどうかもチェックポイントです。
まとめ:海外保険は万が一に備えるための重要な準備
私のオーストラリアワーホリの体験を通じて感じたことは、海外保険の選び方がいかに大切かということです。ケアコンセプトとbupa、どちらも安価で利用できる保険ではありましたが、それぞれにメリット・デメリットがありました。
最も重要なのは、ワーホリ中に安心して生活できるよう、万が一の事態に備えて適切な保険に加入しておくことです。料金や補償内容、英語対応の有無をしっかり確認し、自分に合った保険を選んで、安心してオーストラリアワーホリを楽しんでください。

コメント