オーストラリアにワーキングホリデーで滞在する際、現地での通信手段を整えることはとても大切です。私がワーホリ中に使用したSIMカードについての体験をもとに、SIM選びや利用方法についてご紹介します。オーストラリアでは日本のように通信事業者がたくさんありますが、各地によって使えるサービスや価格が異なるため、状況に応じて最適な選択をすることがポイントです。
空港到着時にまず選んだOptusのSIMカード
オーストラリアに到着してすぐ、最初に利用したのがOptus(オプタス)のSIMカードです。オプタスは、オーストラリアで大手の通信キャリアの一つで、特に都市部では広いエリアで安定した通信ができます。私は、空港に到着してすぐに使える通信手段が必要だったため、事前に調べておいたオプタスのSIMカードを購入しました。
空港でのSIMカードの購入は非常に簡単で、カウンターで必要なプランを選び、SIMカードをスマートフォンに挿入するだけで利用が開始できます。空港で販売されているSIMカードは旅行者向けのものも多く、データ通信や電話がすぐに使えるため、到着直後から安心してスマホを使えるのが魅力です。
Optusを選んだ理由:
- 空港で手軽に購入できる
- 都市部での電波が安定している
- データ通信のパックが豊富で、使い勝手が良い
特に、シドニーやメルボルンといった大都市では、オプタスの電波は非常に安定しており、ワーホリの最初の数週間は問題なく使えました。初めての滞在先での住所登録や銀行口座の開設、仕事探しなど、スマートフォンは必須ツールなので、すぐに利用できることはとても助かりました。
カンガルー島での勤務時にTelstraに乗り換え
ワーキングホリデー中は都市部だけでなく、地方や離島での仕事をすることもあります。私が働いていたのは、南オーストラリア州にあるカンガルー島でした。この島は観光地としても有名ですが、インフラが整っていない場所も多く、通信環境は都市部とは異なります。
私が最初に利用していたオプタスのSIMカードは、カンガルー島の一部では電波が入らない場所がありました。そこで、現地のスタッフから「この島ではTelstra(テルストラ)の電波が一番強い」と教えてもらい、すぐにテルストラに乗り換えることにしました。
Telstraを選んだ理由:
- オーストラリア最大の通信キャリアで、カバーエリアが広い
- 都市部以外の地方や離島でも安定した通信が可能
- 地元の住民も多く使っており、信頼性が高い
テルストラはオーストラリアで最も大きな通信会社で、地方や離島、山間部でもカバーしているエリアが広いです。カンガルー島のようなリモートな場所でも、テルストラならば問題なく電波を拾うことができ、仕事中もプライベートでも不便を感じることはありませんでした。
SIMカードの乗り換え自体はとても簡単で、事前にテルストラのSIMカードを購入してスマホに挿入し、オンライン上で設定を行えばすぐに使えるようになりました。電話番号もそのまま維持できるため、知り合いや職場との連絡に支障はありませんでした。
コスパ重視で最後に選んだALDIのSIMカード
ワーキングホリデーも後半に差し掛かり、生活費の節約を意識し始めたころ、もっと安いSIMカードを探すことにしました。そこで目をつけたのが、スーパーマーケットALDI(アルディ)が提供している格安SIMです。ALDIは、オーストラリア全土で展開しているスーパーマーケットチェーンで、通信サービスも提供しています。
ALDI SIMの特徴:
- 低価格でデータ通信量が多いプランがある
- 短期滞在者や節約志向の旅行者に最適
- Telstraの回線を使用しているため、広いカバーエリアで通信可能
ALDIのSIMカードは、テルストラの回線を使用しているため、地方やリモートエリアでも比較的安定した通信ができることが魅力です。それでいて、オプタスやテルストラと比べると、月額料金がかなり安く抑えられるのが大きなポイントでした。ワーホリ後半の生活費の節約には大いに役立ちました。
また、ALDIのSIMカードも他のキャリア同様に、オンラインでの簡単な手続きで電話番号をそのまま引き継いで乗り換えが可能です。これまで使用していた電話番号を維持できるので、友人や仕事関係者に新しい番号を伝える手間が省けました。
SIMカードの変更は簡単!オーストラリアでの乗り換え方法
オーストラリアでは、SIMカードの乗り換えはとても簡単です。SIMカードは各種店舗やスーパーマーケット、オンラインで購入でき、購入後は自分でスマホに挿入して設定するだけで済みます。さらに、電話番号は同じものをずっと維持できるので、キャリアを変更する際も特に大きな手間はかかりません。
私の場合も、オプタスからテルストラ、テルストラからALDIへの乗り換えを数回行いましたが、どれも簡単に行えました。すべてスマートフォン上で手続きが完了し、キャリアを変更してもすぐに新しい回線が使えるようになるため、通信が途絶える心配もありません。
まとめ
オーストラリアでのワーホリ中に使用したSIMカードは、私の滞在や働く環境に応じて複数のキャリアを利用しました。最初は都市部で便利なOptus、その後は地方や離島で強力な電波を持つTelstra、そして最後はコストパフォーマンスの良いALDIと、それぞれの状況に合わせて乗り換えを行いました。
オーストラリアにワーホリで滞在する際には、最初に自分の目的や滞在場所に合わせてSIMカードを選び、必要に応じて変更することも検討してみてください。

コメント